【和歌山県田辺市】ドローンを使ったデジタルツインがすごい!

2025-09-03

概要

和歌山県田辺市は、令和4年からドローンで撮影した画像を基に3次元モデルを構築する「デジタルツイン」技術を導入しています。当初は南海トラフ巨大地震への備えとして、津波浸水シミュレーションの可視化を目的に活用されました。これにより、ある中学校では津波到達時のリスクを具体的に把握でき、避難方法を「高台への水平避難」から、校舎屋上への「垂直避難」に変更するという重要な意思決定に繋がりました。現在はこの技術をフェーズフリー(日常時と非常時の両用)として展開し、災害時の土砂崩れ状況の迅速な把握や火災被害の面積測定、文化財の保全、空き家対策(LiDARカメラでの間取り生成や360度カメラでの内覧動画作成)など、多岐にわたる行政業務に活用しています。危険な場所へ人が立ち入ることなく正確な情報を取得できるため、職員の安全確保と業務効率化の両立を実現している先進事例です。